今回は日仏のハーフでいらっしゃる会員の安形宏行さんから見た、日本とフランスでの生活の中で感じられた文化の違いや、ハーフだからこそ感じた気持ちや苦労など、ちょっと違った視点からのお話をして頂きました。
詳しいお話の内容は割愛させていただきますが、「自分という人間はいったい何者なのか」という安形さんの葛藤(?)のようなものに少しではありますが触れさせていただいて、改めて日本とフランスの「違い」を感じました。
まぁ、日本ですら隣町でもう風習やら習慣やら違ってしまいますからね。
国が違ったら尚更。
でも、個人的には逆にそれが面白いとも思うのです。
今まで知らなかった文化の違いや新しい考え方を教えてもらえると、また違ったものの見方が出来るような気がします。
安形さんのお話の中で初めて知ったことが何点か。
・フランスのマヨネーズは不味い。
⇒フランス発祥なのに日本ほどマイルドではなくやたらビネガーの酸味がキツイそうです。
写真はちょっと分かりにくいですがキューピーマヨネーズ。なぜかア○ゾンの日本食品部門で海外の方に人気No.1にもなったことがある商品です。
・学生は毎週末実家に洗濯物を持って帰り母親に洗ってもらい週明けに下宿先へ戻る。
⇒コインランドリーがあるにもかかわらず、らしいです。
・フランスの学食は不味い。
⇒これは他の留学経験者にも話を聞いたところ、世代間や学校によって若干意見の違いがみられました。
フランスの大学は誰でも入れるようなので、真相は実際に行って確かめて下さい、とのことです。
・学費が安い
⇒入るのは簡単なフランスの大学(でも、卒業するのは難しい)ですが、その年間学費はなんと約5万円!
(学校や学部によって差はあるようです)税金が高い分、分かり易い社会保障があるのは良いですね。
・学生がオシャレじゃない。
⇒“モードの発祥地フランス”というイメージを持つ方も多いとは思いますが、
学生の着ている服はオシャレじゃない、とのこと。
Tシャツにジーンズが大半だそうで、日本の学生の方がよっぽどオシャレだそうです。
まだまだ、他にもたくさんありましたが、ここでは書ききれないので、機会がありましたら安形さんとお話してみて下さい♪お話もと〜っても上手でしたので面白いお話が聴けると思います。
次回の文化講座は7月13日を予定しています。
「Quatorze Juillet(7月14日・パリ祭)」の前日ですね!
詳しい情報はまたこのブログや会報等でお知らせしますので、今しばらくお待ちください。
それでは、また。
À bientôt!