福井日仏協会と、小松市の文化民家を拠点に活動するローレンとギヨムによるコラボ企
画の第2回フランス料理教室が、3月20日に開かれました。今回も福井市のG・Co
okを会場に、10人が参加しました。
今回のメニューはじゃがいもとひき肉を使った定番の家庭料理「Hachis Parmentier ア
シ・パルマンティエ」と卵白のデザート「Oeufs a la Neige ウ・ア・ラ・ネージュ」
の2品です。じゃがいもの皮むいたり、具の豚ひき肉とタマネギを炒めたり、クレーム
・アングレーズづくりなどの調理を参加者が交代で行い、ウ・ア・ラ・ネージュでは泡
立てた卵白の形を整えてお湯に落とす作業は全員が体験しました。
アシ・パルマンエティエは、じゃがいものピュレで挽肉の具を挟んで焼いたグラタン。
「パルマンティエ」は人の名前です。
ウ・ア・ラ・ネージュは「Ile Flottante イル・フロッタント(浮いた島)」ともいい
、クレーム・アングレーズの上に卵白をのせ、カラメルをかけます。
二人は日本語とフランス語を交えながら材料や調理方法を説明し、手書きのルセットも
準備してくれました。教室を通して、食材や調理方法など、新しいフランス語を覚られ
た人も多かったのでは?
アシ・パルマンティエでは「色がきれいだからチェダーチーズを使うの」「丸いセルク
ルに入れて作ると、できあがりがきれい」などロレーヌのこだわりや、オリーブ油とバ
ターの使い分けの感覚、お塩一つまみのフランスと日本との違いなど、料理に関するい
ろんなお話も聞かせてもらえる午後となりました。
(畑)