去る7月11日に開催された岐阜日仏協会会長飯塚保江さんの叙勲式に参加しました。飯塚さんには昨年の福井日仏協会5周年記念シンポジウムに助言者として参加していただいた記憶も新しいところです。会場は長良川のほとりにある岐阜グランドホテルで、200名近くが参加した盛大な会でした。
まず、在京都フランス総領事シャルランリ・ブロソー氏より飯塚さんにフランス国家功労勲章シュバリエの授賞が行われました。授賞に先立って飯塚さんの功績が紹介されましたが、特にフランシュ・コンテ地域圏ブザンソンとの交流に関わる業績が印象的でした。
来賓の中から、岐阜県知事古田肇氏が祝辞を述べられました。フランス留学経験のある知事だけあって、県としてのこれからのフランスとの交流についても言及され、少しうらやましく思いました。
式典の後は食事と日本舞踊、着付け舞「源氏物語絵巻」、シャンソン、抽選会などのアトラクションを楽しみました。会場には岐阜で研修中のフランス人学生も招待されており、彼らとの会話も楽しめました。3時間を越える会でしたが、日仏交流の充実や参加者の層の厚さを見ても岐阜日仏協会33年の歴史を感じました。
文:大城閑